医療系

もみほぐしの店って実際どうなの?元スタッフでもある理学療法士の観点から

 

こんにちは、理学療法士のワタリです

 

整形外科で働いているとたまにこんな事を聞かれます

 

「もみほぐしのお店ってどうなの?行かない方がいい?」

 

病院の方がいいのか

1時間3000円のもみほぐしの店でもいいのか

 

あなたはどう思いますか?

 

もみほぐしの店の実際

 

「もみほぐし」

それは手を使ってお客さんの体を揉んでほぐすこと

 

「マッサージ」とほぼ同じことですが、

「マッサージ」は専門資格を持った人が行う医療行為になるので別になります

 

簡単にいうと

資格を持たずにやれるのが「もみほぐし」

資格を持って行うのが医療行為「マッサージ」

 

マッサージを行うのはあん摩マッサージ師や理学療法士などの医療従事者が

病院で医師の指示の下、行います

 

対してもみほぐしは、医師の指示はいらないですし資格を持たなくても

研修を受ければ誰でも可能です

学生でも主婦でも

 

実際もみほぐしの店に努めている人で医療資格を持っている人はごくわずかです

 

僕は学生時代からもみほぐしの店を合計4店舗で努めてきましたが

どこの店も1人2人は理学療法士や柔道整復師といった資格を持っている人がいました

 

それは店的にも強みでした

専門の人がいるため身体の事を教えてもらったりもしもの時の対応だったり

 

 

 

ではもみほぐしの店ではそういった資格を持っている人が最強なんでしょうか?

 

 

 

実は、違うんです。

 

 

ニーズの違い

 

病院ともみほぐしの店では需要、求められるものが違います

病院は痛い所を治すため

もみほぐしの店では疲れた体を癒すため

大まかにいうとこんな感じの違いです

 

もみほぐしの店に行って「治してください」と言っても

「なら病院に行ってください」としか言えません

医療行為はできませんからね

 

もちろん資格を持っている人でももみほぐしの店では

病院でやっている医療行為はしてはいけません

 

それゆえ、理学療法士や柔道整復師でも最初はもみほぐす方法に戸惑ったり

全然お客さんのニーズに合わなくて指名がとれないなんてこともあります

 

もみほぐしに来るお客さんはガッツリ系が好きな人が多いです

もっとグイグイ押しちゃって!って僕もよく言われました

病院側としては強い指圧は体によくない。という主張がありますから

思い悩むところはあります

 

そういったニーズの違いはあるので病院ともみほぐしの店は

分かり合えない印象です

 

なので病院の施術者が

「もみほぐしの店は危険。無資格の人が滅茶苦茶やってるから。」

「逆に体壊しますよ」

と、もみほぐしの店を批判するのをよく聞きます

 

 

そして面白いことに

 

 

もみほぐしの店では

「病院だと全然マッサージしてくれない。痛い所も押してくれないし。」

「病院行っても治らない」

という病院への批判

 

 

うんうん。

わかるわかる。

ニーズが違うから。

 

当たりはずれはある。それは病院も

 

「もみほぐしの店は当たりはずれがある。」

これは正しいです

 

上手い人、下手な人、合う人、合わない人

幅広いです

 

合う人を見つけて指名してくださいとしか言えません

資格を持っている人、熟練の人、話が合う人

合わない人にやられて払う3000円と合う人にやられて払う3000円は

価値が全然違いますからね

オススメは

最初はいろんな人を短めのコースで試したり指名ランキングを参考にしたり

スタッフにオススメの人を聞いたりするのもアリです

 

そして

「当たりはずれがある」

これは病院も同じことです

 

ベテランの先生、新人の先生、勉強熱心な人、そうでない人

幅広いです

僕の努めている整形外科でも

もみほぐしを否定してるけどお前はどないやねん。治せてないやんけ。

っていう人もいます

 

両方で働いているからこそわかること

 

病院ともみほぐし、お互いが批判し合ってるのを聞いていて

 

滑稽だなあ

 

と思います

強く批判してる人とか特に。

 

そこで働いたことあるの?

実際を知らないのになんで叩けるの?

って思います

 

僕は両方で働いたことがあるからこそ言えます

でも別に優劣とか付けれないです

それぞれ良い所がありますし

 

ケガを治したいんだったら病院

たくさん揉まれて癒されたいんだったらもみほぐし

 

これに尽きます

 

もみほぐしの店で言うべきこと

 

最後に

もみほぐしの店で言うべきことを紹介します

 

どんな揉み方が好きか

 

弱揉みが好きなのにガッツリ強揉みをされたら地獄をみます

弱めがいい、強めがいい、ゆっくり押されるのがいい、など

好みを伝えないと基本的にセラピストの揉み方でやられます

 

初めてなら弱めがいいでしょう

 

弱い所、ケガをしてる所があれば伝えておく

 

首はくすぐったい、腰はヘルニアやってるから押してほしくない、など

ケガをしてる所を揉まれて余計に悪くなることもあるので

そういった場所があれば必ず伝えましょう

 

くすぐったい所も我慢して力が入れば余計に疲れてしまいます

 

どこを重点的にやってほしいか

 

足をたくさん揉んでほしかったのに肩、背中ばっかりで

足は全然揉んでくれなかった…なんてことも

伝えないとあります

重点的にやってほしい所、逆にあまり時間をかけなくてもいい所もあれば伝えましょう

 

 

何度もいいますが、病院ともみほぐしはニーズが違います

合う方に行って、合う人を見つけましょう

 

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