とある話

「普通」という苦悩①「人」という字はね…

 

僕は普通の人間

 

ごく普通の人間

 

常識はある

 

特徴はない

 

こんなことを思っていた頃の記憶

 

 

「特別」がない

 

普通とは

ありふれたもの。特に変わっていないこと

 

普通であることは悪くない。幸せでもある

でもつまらない

 

中学、高校なんて思春期真っ最中だし

「自分には特徴がない、つまらない人間」

と嘆いていました

 

生まれ持った天性もない

特別な境遇もない

秀でた能力もない

 

自分はどんな人?なんて聞いたら

考えに考え抜いて全然特徴が出てこず

 

「やさしい人。」

 

という絞り出した感満載の言葉が出てくることは目に見えてる

 

 

自分の特徴になるような特別な何かが欲しかった

 

 

普通から抜け出したくて

 

普通な自分が嫌

普通って思われるのが嫌

 

親が教師だからマニュアル通りの人間に育ったの?

言うこと聞く、周りに合わせる、常識を重んじる

 

でも周りはそんな人ばかりじゃない

 

変な奴とかいるし

ちょっと嫌な所があったり

何か特徴的な人の方が魅力的に見えた

 

そんな特徴のある

あいつって○○だよね

ってすぐ浮かぶ人になりたかった

 

自分にも何か特別なものを

 

特別を求めて

 

その頃の僕の趣味といえば絵を描くことだった

 

でも僕より上手い人はたくさんいる

 

クラスの中でちょっと上手くても

美術部の人達と比べたら霞むレベル

 

絵以外はどうだろう

 

運動神経は悪くはなかった

 

初心者の中では上手くても

部活の人と比べたら全く勝てない

 

 

音楽はどうだろう

 

好きな音楽

 

特になかった

 

でもそれってチャンスだ

 

ちょっと変わった歌手を好きになれば

僕も特徴的になる…?

 

 

おもむろに僕は

 

 

武田鉄矢の曲を聴き漁った

 

 

当時観ていた

3年B組金八先生の主題歌

武田鉄矢が率いる海援隊のCDを聴き漁った

 

そして友達との間で

武田鉄矢にハマっている事をちらつかせながら

 

 

 

 

武田鉄矢には申し訳ないが

 

選択ミスだった

 

 

誰も武田鉄矢を聴いていなかった

 

 

話が広がらない

 

興味を持たれない

 

でも今さら違う歌手にシフトチェンジできない

 

 

武田鉄矢は僕を救ってくれなかった

 

今までいろんな生徒を救って

導いてきた武田鉄矢も

僕は救えなかった

 

それどころか

とんでもない闇の足枷を付けられた気分だった

 

「人」という字はね

 

人と人が支え合って成り立ってる…?

 

 

違う

 

 

闇の武田鉄矢が

僕にまとわりついている図だよ

 

 

 

暮れなずむ町の

 

光と影の中

 

去り行くあなたに

 

TAKEDA☆TETSUYA

 

 

狂気に満ちた武田鉄矢

それを振りほどこうとする僕

武田鉄矢「僕は死にましぇん!あなたが好きだから!」

 

尾崎豊だったら

武田の支配にも打ち勝てたのかな

 

支配からの卒業

 

 

しかしそんな武田鉄矢も時間の経過とともに薄れていった

 

 

行こう

 

 

武田鉄矢を振り払って

 

次のステージへ

 

 

「普通」という苦悩②に続く

「普通」という苦悩②醤油ラーメンで何が悪い 「普通」という苦悩①の続きです https://wataribe.com/normal-is-distress-human...

 

※武田鉄矢さん、並びにファンの皆様大変申し訳ございませんでした

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です